市中心にある最高の屋外ステージ
中正公園はもともと平埔ホアンヤ族(洪雅族)の諸羅山社公署の所在地でした。清朝が屋外練習場として開かれていた場所に、日本統治時代に公会堂が建設されました。当時としては台湾で最大の1000人以上が収容可能なレストランもありました。祖国帰還後に中山堂と改名し、またエンターテーメントエリアが作られ、スタジアムや図書館が増設されました。「康楽暮鼓」はかつて嘉義八景の一つでした。公園の面積は小さいものの、園内にそびえたつ著名人物の彫像が特徴で、中でも嘉義の媽祖婆(マソ)と呼ばれた市長の世賢の彫像は最も広く知られています。
中正公園は1989年に完成されました。園内には野外音楽ステージがあり、そのオープンアーチ式ステージは幅2000cm、高さ1670cmで計600席が設置されており、地下室には出演者控え室を設置、また地下に有料パーキングエリアを設けることで駐車問題を解消し、市の中心にある最高の屋外公演会場となっています。公園内の小型展示館は芸術・文化展示場となっており、たびたび芸術・文化活動が催されています。活気に満ち喜びにあふれた光景と施設は文化・芸術の風情を十分表現しており、とりわけ夜間のライトアップは,ヨーロッパ調のムードを漂わせています。