優雅な建築芸術-水源地水錶室
水源地水錶室(水道メーター室)は嘉義市民権路農業試験場の向かいに位置し、その優雅で独特な造形とルネサンス時代のバロック式建築、そして重厚な柱とシンプルな山形の壁との組み合わせは嘉義市では非常にめずらしいものだったので、これまでずっと保存されてきました。土地は林業用地であり、これまで道路整備されていなかったゆえに、ずっと樹木や草で覆われていましたが、近年になり中山公園から蘭潭国中間までの民権路が拡張されたことで、数十年隠されていた「水錶室」が日の目を見るようになりました。その独特な建築と造形は人々の注目を集めています。
この建築は省の上水道会社が水道メーターのために建てた建物で、日本統治時代に完成してから今に至るまで、少なくとも八十五年の歴史があります。水錶室は浄水場の毎日の流量を記録するためのものでしたが、現在はその必要性がなくなったので使用されておらず、引退してからすでに二十年経過しています。