嘉義人共通の誇り-画家・陳澄波!
陳澄波氏は台湾の素晴らしい画家の一人です。その作品はオークションにおいて1億台湾ドルを超える値がつけられたこともあり、中でも『淡水の夕日』は2007年(民国96年)にクリスティーズ香港で行われたオークションにおいて約2.12億台湾ドルで落札され、台湾絵画の国際オークション最高額を記録しました。陳澄波氏の作品の多くは田舎の風景と人物を描いており、嘉義の一物一景も氏の絵を通じて世界に紹介されて有名になっています。2001年(民国90年)3月に陳澄波文化財団によって油絵9作品のレプリカが提供され、嘉義公園内に立てられました。これは台湾で初めての油絵と公園の景色のマッチングの試みであり、嘉義公園の芸術的ムードを大いに高めています。
陳澄波氏の高尚な人格と抜きん出た才能は嘉義人共通の誇りであり、作品を鑑賞すると同時に、今一度私たちに氏に対する敬意を感じさせてくれます。
陳澄波氏略歴
- 1895年嘉義にて出生
- 台湾総督府国語学校師範科卒業
- 東京美術学校(現東京芸術大学美術学部)に留学
- 東京美術学校研究所にて西洋画を2年間専攻
- 1929年上海新華芸術専科学校専教授兼学部主任として赴任
- 1933年帰台
- 1934年台陽美術協会設立
- 1946年嘉義市第1期参議員に就任
- 1947年二二八事件に伴う遭難により死去(享年53歳)
- 1926年油絵の大作『嘉義の町はづれ』が第7回帝国美術展覧会で入選。台湾人西洋画家で初めての入選であり、台湾人が日本社会で大いに気を吐き、その後も数度入選する
- 1931年上海で開催された第1回全国美術展覧会で『清流』が当代12名の画家に選ばれ、代表して米国シカゴ万国博覧会に参加
展示:2001年(民国90年)3月25日より