嘉義巿のライトアップスポット-行嘉吊り橋
「行嘉吊り橋」は文字通り、嘉義市をわたる吊り橋です。2007年に両岸の学生、市民の通学、往来の便宜を図り、全国的に有名な何明德が慈善事業として出資し、安里と興村里を結ぶ吊り橋を建設しました。
行嘉吊り橋には長さ3.1kmにわたってモクゲンジの植えられた自行車道があり、南側には興仁段の河濱運動公園と親水公園があります。さらに興村段の上には土手生態歩道、生態フラワーパーク、慈玄宮の宗教木彫芸術があり、いたるところに嘉義市南区のシンボルである生態レジャースペースが作られています。
現在、嘉義市政府は地方観光を促進するため、橋の上を夜間はライトアップしています。夜の吊り橋にきらめく光の粒を飾りました。それはとりわけ燦燦と輝いており、独特の魅力を引き出したランドマークとなっています。
.歴史ミニ百科
行嘉の吊り橋は嘉義の何明德による慈善事業として建てられた330個目の橋で、今では橋樑の中でも最も長いものとなっており、建設費と労働力はすべてその慈善事業により完成されました。橋は2006年11月 26日に着工、10ヵ月後の翌年9月23日に完成、全長297m、高さ33.2m、幅1.65mで、2径間3主塔の吊り橋は、安全で、強風による揺れにも耐えることができるよう、施工時に鉄鋼を組み入れて歩道の木板を支え、木造の高低の手すりと鉄骨の台座を設置しました。また吊り橋をより安定させるため、橋の下側には横揺れ防止構造を採用し強固にしています。