嘉義ビジョンステーションおよび嘉義市鉄道高架化地域作業ステーションは台湾鉄道嘉義駅東側(旧国光客運嘉義バスターミナル)にあります。「ビジョンステーション」という名前には、「駅」は人が集まり、情報を交換し、出発を待つ空間であるという意味が込められています。この国光客運に賃貸していた建物はもとはというと台湾汽車客運のバスターミナルであり、リノベーションに際してはデザイナーが「旅途愉快」(「良い旅を」の意)の看板をあえて残しています。
現在、ビジョンステーションでは「桃城の心を探す」(桃城:嘉義の別称)をテーマに、嘉義駅の歩み、嘉義の歴史、鉄道高架化完成予想図などを展示しています。また、AR(拡張現実)技術を利用してタブレットを手に駅の3Dマップを見ることもできます。
ビジョンステーションは嘉義市鉄道高架化地域作業ステーションも兼ねており、鉄道高架化の細部設計の進展に合わせて展示内容も更新され、工事情報を提供しています。そのほか、市民を対象にした座談会、説明会およびワークショップも開催しています。
嘉義ビジョンステーションで一緒に嘉義駅の歩みを学び、嘉義の過去を知り、未来を想像する旅路に出かけましょう。
台湾鉄道嘉義駅からのアクセス
駅から左手方向に徒歩約1分
高速鉄道嘉義駅からのアクセス
1. BRT7211系統またはBRT7212系統「嘉義市転運中心(嘉義市バスターミナル)」停留所にて市内バス66系統、市内バス1系統または市内バス7系統嘉義火車站方面行きに乗り換え、「嘉義駅(台湾鉄道嘉義駅)」下車徒歩1分
2. BRT7211系統またはBRT7212系統「嘉義市転運中心(嘉義市バスターミナル)」停留所下車徒歩約6分