嘉義巿の文化推進の由来
嘉義市立文化センターは1993年2月27日に正式にオープンしました。西側にある世賢図書館は、市の土地重点開発基金を用いて建てられ,文化センター西館としました。
文化センターには博物館、図書館、音楽ホールなど三つの建物と、美しい庭園があり、文化パークの総面積は五千坪以上あります。博物館の地下室には嘉義市交趾陶館があり、1階から4階には各種の展覧室が設けられています。図書館には閲覧室、視聴室、書庫があります。音楽ホールには1113席が設置されています。ステージ幕は中国画の巨匠である林玉山の作品「蓮池」がデザインされており、手作りの絹織物が用いられています。
音楽ホール北側の池は、日本統治時代に阿里山鉄路の運輸にあわせて貯木池として使われていたため「杉池」とも呼ばれていました。当時、池の周りには樹が植えられており、木陰で涼をとったり、釣りをしたりとのんびり時間を過ごしていました。「檜沼垂綸」は嘉義八景の一つとなっており、1998年に張博雅市長により資金を調達して企画や整理が行われ,杉池の風貌を残しつつ、新しい憩いの場としました。